【翻訳TRPGシステム】ハロウ・ヒルから翻訳・出版されている海外オリジナルTRPGシステムを紹介

ハロウ・ヒルからパニックホラー映画を遊ぶロールプレイング・ゲームが登場。
ホラー映画をみんなで作り上げていくこのゲームでは、各プレイヤーは2～4人のキャラクターをまず作成します。しかし！その中で生き残るのは一人だけ。そして、最後の生存者となったPCは『殺人鬼』と退治することになるのです。

気負わずキャラクターを大量に作って、お茶菓子をつまむ気軽さで皆殺しにしていき、『フィアスコ』とはまた違う転落を迎えながら、ホラー映画を1本作ってみませんか？

様々な世界で紡がれる<歴史>。それを観測し、ときに創造しときに破壊する、そんな遊び方ができるシステムです。

GM不要・事前準備もいりません。遊びたいPLたちでどんな歴史を作り上げるのかをルールにしたがって設定すれば、それでセットアップは完了。あとは自由に歴史を渡り歩いて探ってみて、様々なものを作り滅ぼし、多くの謎を解き明かします。
なにかの謎に突き当たったとき、例えば過去にさかのぼり、その謎を解き明かすにふさわしいPCを作成してロールプレイに挑むのです。

外界から途絶した共同体で、ロールプレイを通じて自分たちだけに通じる言葉を作りすすめるRPGです。

専用のカードデッキをつかい、全員で協力して言語を作り出し、RPをしながら物語を作ってください。
そして、必ず共同体の終わりがやってきます。終わりを迎えれば、その共同体でのみ使われていた言語は価値を失い、消えていきます。

GM不要、事前準備不要ですが、専用カードデッキが必要です。

1944年、ナチス・ドイツ占領下ワルシャワ。
8月1日から10月3日にかけ、自由を求めてポーランド人たちの蜂起運動が起きました。
このゲームは、そのワルシャワ蜂起に加わった子供兵をテーマとした、シナリオの事前準備は不要な、全員がGMの役割を担うRPGです。
プレイヤーは、15～17歳のポーランド人少年少女となり、この運動に参加し、鎮圧されるまでを体験することになります。

子供のままではいられない経験をへて、否が応にも成長せざるを得ない63日間で、彼らはどう変わっていくのでしょうか。
そこを語ることに注力したRPGです。

後継者を指名することなく王が死んでしまった王国の後継者争いをPCたちで行うゲームです。
プレイヤーは王位継承権を持つ若き公子もしくは公女となり、危険・冒険・ロマンス・戦争に立ち向かうことを余儀なくされることでしょう。

このシステムもGM不要で、また、キャラクター作成も手早く行うことができます。

こちらはPDFのみの取り扱いとなっています。

好きなスケルトンを選んだら、あとはPCたちが守る墳墓とスケルトンの絵を描けば準備は完了。それ以上のキャラクター作成は必要ありません。
このゲームではセッションを通じてスケルトンは過去を思い出し、そうしてキャラクターが作られていきます。

侵入者が来ることで目覚め、戦いのさなかにかつての日々を思い出し、撃退すればまた眠る。
そんなセッションを通して、隣のスケルトンとも関係が生まれる。

そうやって1体のスケルトンを彫り込むゲーム。それがスケルトンズなのです。

Fiasco（フィアスコ）。それは大失敗・大失態を表す英単語です。
現在では主に、『野心的な企みが、しょうもなく滑稽な結果で終わる』というニュアンスを含みます。

このゲームはその名の通り、キャラクターたちの転落を作り上げる物語。登場キャラクターたちはセッション中に自分の目的をたそうと奔走しますが、ほぼすべてのキャラクターに待つのは破滅の運命。

「大惨事ばっちこい！」「ブラックジョーク大歓迎！」という人にはとっては、とても刺激的な経験となることは間違いないでしょう。