我らが王の身罷りて ～継承戦争秘録～ （電子書籍）

敵と手を組み、友を裏切り、仇と恋をし、危地に飛び込め

バンテイヴの王アイヴァルド3世、ディルストーン家の大公にしてシーワード沿岸地域の統治者は、後継者を残さずに逝去した。
もはや内戦は避けられない。

君はバンテイヴの王位継承権を有する名家のいずれかに属す、武芸の心得ある若き公子か公女だ。
迫り来る継承戦争の渦中に置かれている。

自らの家が頂点を極めるのを目にするべく、君たちは戦い陰謀を巡らせ、競争相手と同盟を結び友を裏切り、敵と恋に落ち、危険・冒険・ロマンス・戦争に立ち向かうことを余儀なくされるだろう。

なぜなら、そのために生を受けたのだから。

この背景設定を元に、プレイヤー・キャラクターに用意されている名家5つから出身を選んで手早く、本当に手早くキャラクターを作ってゲームを始められます。

• 現在の王家
• 数代前までは王位を継承していた家
• 本来の支配者である原住民に由来する家
• 王家に忠誠をつくす家
• 国外貴族を母体とする家

このゲームには、判定に用いるミニゲームが10個（正確にはあともう1つ、エンディング用のものありますが）用意されていて、そのゲームに従って配られたトランプの手札を元に、他のPCと論争したり、踊ったり、夜を共に過ごしたり、剣で決闘したり、はては家同士の戦争を起こしたりと色々できます。

またそれらのミニゲームには、プレイヤーキャラクターがとるべき行動が選択肢と提示されていて、それがフックとなってロールプレイが行いやすくなっています。
相手に秋波を送るにしてもどうするのかが提示されていますし、決闘で主導権を取ったとしても自分の負けになるような演出が行えるようになっています。
ミニゲームの勝ち負けも重要ですが、同時に自分が負けることによって物語が面白く転がるのであれば、そう動くことも重要なのだということでしょう。

そうしてみんなが満足できるほど遊べば、もしくは自分の勝ちの目が見えたのであれば、誰であっても最後の【戴冠式】ゲームに突入できます。
そして、その時点の手札でどの家が王位を継承するのか、どの家が新たな王朝で力を振るうのか、王国の未来はどうなるのか、などが決まり語られ、ゲームは終了します。

仲間内でのコピーについて

このゲームはオフラインであれ、オンラインであれ、プレイヤー一人ひとりにルールブックが必要になります。
ですので遊ぶ際には自由にPDFをコピーしてあげてください。確認は不要です。

無論買っていただけると後に繋がりとても有難いのですが、コピーを考慮した値段設定にもなっていると思います。

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王位継承RPG『我らが王の身罷りて　～継承戦争秘録～』

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