――そこは、神に支配された箱庭。
汝、大罪の権能を背負い、神に叛逆せよ。
本作は、「大切な人を救うため、わずか数名で世界に抗う物語」をテーマとしたTRPGです。
悪しき神によって支配され、世界中の人々が“永遠に働き続ける自我なき人形”――【ヒトガタ】と化した世界(ディストピア)。
あなたたちは悪しき神の支配を超越し、超人に至りました。
そして、【ヒトガタ】になってしまった大切な存在――【唯一の絆】を救うため、【咎人】の烙印を背負い、神に叛逆します。
悪しき神との戦いで力を失った善き神1柱と、わずか数名の咎人たち。
この片手の指で足りる程度の戦力で、世界人口5億6437万4912人を敵に回すことになるのです。
『本作の特徴』
<1:7種の能力値でキャラクターの個性が表現できる>
【咎人(PC)】には、傲慢・憤怒・嫉妬・怠惰・強欲・暴食・色欲の7つの能力値が設定されています。
能力値の高低=感情の強弱であり、また、判定が感情の表出に直結します(憤怒の能力値で敵を攻撃=怒りの感情を拳に乗せる、など)。
<2:パーセンテージロール(D100)を用いた明快な判定ルールで遊びやすく>
「クトゥルフ神話TRPG」などで有名なパーセンテージロールを判定の基礎部分に採用。
直観的で分かりやすく、遊びやすいルール運用を重視しています。
<3:“唯一無二の絆”が戦闘の支えになる>
最愛の存在との間に結ばれた【唯一の絆】と、大切な同胞との間に結ばれた【無二の絆】――
この2つの繋がりにデータ的な効果を設定。
絆の力による判定の支援など、“想いの力”を用いた戦いやロールプレイがセッションを盛り上げます。
今回のデザイナーは依虚ロゼ様、独特の雰囲気を持つシステム構成は、自然と痛いロールプレイで盛り上がることでしょう。
発行 ; 依虚ロゼ・かーにばる
B5版 / 146ページ