『一つの指輪:指輪物語TRPG』とは
J・R・R・トールキン原作の代表的ファンタジー『指輪物語』を題材にした
テーブルトーク・ロールプレイングゲームです。
2021年にFree League publishingが英語版を作製した
『The One Ring : Roleplaying in the World of The Lord of the Rings』第2版の
日本語版となります。
『一つの指輪:指輪物語 TRPG スターターセット』には、
中つ国に住むホビット族の1人になって、初めての冒険へ出かけるために
必要なものがすべて入っています。
ルールは単純明快で、作成済みキャラクターも用意されているので、
すぐにゲームを遊び始めることができます。
ゲームの舞台となるのは、ビルボが『ホビットの冒険』の旅を終えホビット庄に戻ってから、
『指輪物語』で語られる事件が始まるまでの間の時代です。
スターターセットにおいて、プレイヤーたちは、ドロゴ・バギンズや
ローリイ・ブランディバック、エズメラルダ・トゥック、
それにあの袴帯家のロベリアといった、『指輪物語』で活躍する
キャラクターたちの親世代のホビットになり、
ホビット庄の各地を巡って冒険を繰り広げます。
スターターセットは、下記の3冊の本と、作成済みキャラクターシート、
大判両面マップ、武具カード一式、ダイス8個などゲームに必要なものがすべて入ったボックスです。
スターターセットに入っているシナリオ集は、
1つの連続した物語として遊べる5本の冒険シナリオからなります。
舞台になっているのは、第三紀2960年のホビット庄とその周辺地域です
(『指輪物語』冒頭のビルボの誕生日パーティーより約40年前)。
また設定資料集では、ホビット庄を構成する4つの四が一の庄と周辺地域が、
西は緑樫から、東はバック郷と古森に至るまで、詳しく解説されています。
『武具カード』は、キャラクターが冒険に持っていったり、道中で見つけたりするアイテムをカード化したものです。
『スタンス&道中の役割カード』は、キャラクターの戦闘中の立ち位置と、旅の道中の役割を示すために使用します。
ダイスはすべてこのゲーム専用のもので、数字のほか判定に使用するルーン文字が刻まれています。
さらに、ボックスの蓋裏にはマスター用のルールサマリーが印刷されているので、
箱そのものをマスタースクリーンとして使用することができます。
内容物一覧
- 入門用ルールブック『ルールの書』1冊(24ページ)
- ホビット庄設定資料集『ホビット庄の書』1冊(52ページ)
- シナリオ集『冒険の書』1冊(32ページ)
- 作成済みキャラクター・シート8枚(両面印刷)
- ホビット庄とエリアドール地方の大判両面フルカラー地図1枚
- 武器や防具のデータが書かれた『武具カード』30枚
(※パッケージ箱 裏面下部に『武具カード』32枚と記載されていますが、正しくは30枚となります。) - 『スタンス&道中の役割カード』6枚
- 判定ダイス(専用の12面体ダイス)2個
- 技量ダイス(専用の6面体ダイス)6個