「はじめよう!TRPGシナリオ作り!」
ノービ太:マチえもん~ ボクもTRPGシナリオを作りたいよ~ ボクも万バズしたり一万部売ったりしたいよ~。
マチえもん:ノービ太くんには承認要求を満たすためにTRPGシナリオを作って欲しくないんだけど、しょうがないなあ。
ノービ太:どうして? 僕もスネークやジャイアントたちみたいに目立ちたいよ!
マチえもん:いいかいノービ太くん。TRPGシナリオも、システムも、遊んでくれるプレイヤーとゲームマスターのためにあるんだよ。
君のシナリオが万バズしたとしたら、君が評価されたんじゃなくて、君のサポートの適切さが評価されたんだよ。
ノービ太:そんな正論はいいんだよマチえもん! ボクはTRPGシナリオを量産するんだ!
1個のTRPGのシナリオが10リツイされるなら、1000個作れば合計で万バズだろ!
計算間違ってないよね! マチえもん!! TRPGシナリオが量産できる道具を出してよ!!!
マチえもん:しょうがないなあノービ太くん。じゃあ、シナリオ原型を量産できるTRPGシステムを出すね。
(ぴかぴかん)シナリオクリエイトTRPG「プレゼント2022 きみもTRPGシナリオを書こう」~
ノービ太:なんだいこれ?
マチえもん:TRPGシナリオを作るのに便利な、シナリオの原型が作れるボードゲームさ。
ボードはないけどね。プレイヤーの発想で無から有を生み出すのを許容するので、ジャンルとしてはTRPGに属するね。
ノービ太:(聞いてない)わあい! ありがとうマチえもん! さっそくやってみよう!
ノービ太:ふんふん。ゲームマスターレスでも遊べる、1人プレイヤー用TRPGなんだね。
「勝利条件はバッドエンドまでの流れを作成することです」なんだいこれ?
マチえもん:このゲームがつくるのはあくまでTRPGシナリオだから、その原型はバッドエンドまでの流れなんだ。
バッドエンドを回避して望ましいエンディングを勝ち取るのは、あくまでシナリオ原型を元に完成したTRPGシナリオを遊ぶ人なんだ。
だから、まずは解決すべき不幸を作る、というのが、このゲームの考え方だね。
ノービ太:なるほど! 完成するのはTRPGシナリオだから、遊ばれるときには、プレイヤーの頑張りでエンディングが変わってもいいんだね!
でもマチえもん、メリバ展開が好きなひとはどうするの?
マチえもん:メリーバッドエンドも、もちろんプレイヤーたちがそれを望めばそのエンディングを勝ち取れるはずだよ。
マナーとして、プレイヤー全員の合意が必要だけどね。
ノービ太:マチえもん、本文に「バッドエンドまでの流れ」ってのがあるけど、これを、キャラクターを作って取り組めばいいってこと?
マチえもん:そうだねノービ太くん。そうすれば、一本道シナリオの原型は完成だ。
まずはこの本を手に入れて、舞台とシナリオのキーキャラクターを作っていこう!