舞台は現代――
キセキを騙る怪物と、それを狩る者たちの物語
『キズナバレット』の世界は私たちが暮らす現代とほぼ変わりません。
ただひとつ異なる点は“キセキ使い”と呼ばれる人の姿をした怪物と、それを狩るたちが存在することです。
狩人たちは基本的に2人1組(または3人1組)で行動します。
片方は、“キセキ使い”の犠牲者の死体を利用して作られた殺戮人形 ―― ハウンド。
もう片方は、ハウンドの監督者 ―― オーナー。
彼らは力の代償として心に傷を負いながら、強大な力を持つ“キセキ使い”と戦い続けます。
深く精緻なキャラクター表現
『キズナバレット』ではハウンドとオーナーのキャラクター(PC)がペアとなってゲームに参加します。
出自や経験をはじめ、ハウンドがキセキ使いに殺された際の状況、外見的な特徴、好きなもの、嫌いなもの……など、細部にまでキャラクターの設定を詰めることで具体的なイメージを膨らませることができます。
設定の中には欠けた感覚や特定の行動への忌避感を表わす「欠落」、ハウンドを苦しめる「リミッターの影響」、オーナーに発生する「ペアリングの副作用」など不穏なものも……。
また、パートナー同士に互いへの感情が浮かび上がる「ペアリングマーカー」など
さまざまな要素を組み合わせて個性的なキャラクターを作成できます。
使う道具は6面ダイス
『キズナバレット』では6面ダイス(サイコロ)を使ってゲームを進めます。
物語を進めるためのルールもシンプルでキャラクターの演出に集中できるほか、戦闘もスピード感あふれる独自の「決戦」ルールを採用。
また、戦闘が得意でない人のための「解決ルール」も完備しています。