ゴブリン・ティースはファンタジーでもおなじみのゴブリンをテーマにしたユニークな競りゲームです。
プレイヤーはゴブリンです。
地面の底のじめじめとした場所に住み、ピカピカ光るものが大好き。
コソコソしてズルくて、でも、どこか憎めないやつらです。
このゲームの目的は、ビッグ・ボスを喜ばせるための供物を誰よりも早く集めること。
供物は「ゴブリンの歯」「ミミズ」「エメラルド」「爆弾」「金貨」「矢尻」のアイテムの組み合わせからなります。
プレイヤーはこのアイテムを競りを通して入手します。
各プレイヤーはラウンド中の競りに使えるダイスを3個持っています。
ダイスはラウンドの開始時に振っておきます。このゲームではダイス目がお金の金額のようなものです。
手番が来ると、その未使用ダイスから1個をアイテムカード(プレイヤー人数-1枚が場にあります)の上に置きます。
1個ダイスを置いたら、時計回りに次のプレイヤーがダイスを置いてゆき、全員がダイスを置ききったら入札額が確定。一番高い値段を付けたゴブリンがアイテムを獲得します。
シンプルな入札ですが、プレイヤーはゴブリン。
入札には2つの制限があります!
ひとつは「ダイス合計がタイ(同値)になる入札はできない」。
ゴブリンはタイを嫌う(ネクタイもしない)というのが理由だとか。
もうひとつは「10を超える入札はできない」。
ゴブリンの頭では、10までしか数えられないのです。だから、入札に使えるのも10まで。
ゴブリンらしい要素はこれだけではありません。
ゴブリンはズルや誤魔化し、嘘が得意です。このゲームでも、それを表すチートカードがあります。
チートは「おっと、机にぶつかってダイスが転がっちゃった」とか言いながらダイスの目を変えたり、「僕は親切だからきみのダイスを置いてあげるね!」なんて相手のダイスをアイテムカードに勝手に置くようなものまでさまざまなものがあります。
状況がはまれば、一気に入札の状況をひっくり返せるので、虎視眈々と手札にあるチートカードの使う機会を狙うのです。
チートを駆使し、アイテムを集め、ビッグボスに認められて一番のゴブリンになりましょう!
- プレイ人数 2-5人
- 対象年齢 12歳以上
- プレイ時間 20分