機工特区”よこはま”
202X年、メカトロニクス分野が高度に発展した世界。
日本政府は新技術を生活に取り入れた特別区画、機工特区”よこはま”を制定。
よこはま区民の暮らしは豊かになったが、同時にそれらを悪用する危険組織も台頭していた。
新技術の権威・相谷楠人は超高性能パワードスーツ『コンヴィクター』を開発。
だが、圧倒的なスペックの代償として、コンヴィクターは大切な人との別れという”心の傷”がある者しか着用できなかった。
相谷は行政と協力し、その着用者で構成された治安維持組織”DRIVE”を結成する。
DRIVEは新たな”傷を負うもの”を増やさないため、区に蔓延る悪と戦い続けている。
心の傷を力に変えて、よこはま区の平和を守れ!
様々なハイテク機械のモデル都市とされた、機工都市、通称「よこはま区」。プレイヤーキャラクターは、このよこはま区の平和を守る民間警備会社「DRIVE」の一員となります。
「DRIVE職員」の中でも、PC たちは最高峰のスペックを持つパワードスーツ「コンヴィクター」を身にまとえる数少ない隊員、通称「ドライバー」と呼ばれる存在となります。
ただし、そんな強力なコンヴィクターを装着するためには「深い心の傷」を負っていることが条件となります。
PC達ドライバーは、そうした深い心の傷を負いながらも、前を向いて、立ち向かおうとする想いをもった存在です。
心傷外装
最高スペックのコンヴィクターは、過去に大切なモノとの別れ(あるいはそれに匹敵するトラウマ)を持った人間しか装着できません。
そのため、作成するキャラクターは全て過去に深い傷を負っており、セッション中は傷を伏せながらPC同士やり取りを行い、関係を深めていきます。
また全体的にキャラメイクはシンプルで、キャラの掘り下げに時間を割くことができます。
簡単で奥深い戦闘
基本ルールや判定はとても簡単。「地上」「中空」「上空」を「3×3」マスで表したフィールドは、パワードスーツを扱った独自の戦闘を十全に味わえます。
戦闘ゲームを遊んだことのない人でも入りやすく、戦闘に慣れた方も楽しめる作りとなっています。
また、HPが0(非ロスト)になったときには、最後の必殺技に相当する「限界駆動」が存在しゲームを盛り上げるため、戦闘が苦手な方でも安心できます。