表題作『妣が國へ、常世へ』
近頃帝都でひそかに蔓延る新興の宗教。
どうやら救済を歌い信者を急激に信者を増やしており、かなりのお布施が動いているらしい。
その金と真実を探るべく動き出した探索者たちの前に現れる不思議な少女とその保護者。
少女を託して姿を消したという親友を探すその道筋が、帝都に蠢く怪異と交差していく……。
伝奇、民俗学、土地信仰、異端信仰……。
フィールドワークによる謎解きをじっくり楽しみたい方向けの、骨太なクトゥルフシナリオを収録しています。
※大正時代を舞台にしたシナリオ1本収録していますが、『クトゥルフと帝国』は無くてもプレイできます。