アフリカ大陸西部、ガーナの農場にて……
アティワ山脈はアフリカのガーナ南東部に位置し、急峻な丘陵と平坦な頂上部からなる地域です。
この山脈の大部分は常緑樹林の保護区となっており、多くの絶滅危惧種が生息しています。
しかし、森林破壊や「ブッシュミート(野生動物)」の狩猟に加え、金やボーキサイトの採掘などのため、保護区は大きな危険にさらされています。
そのような中、近くにあるキビの町では、町長が自宅の庭に多数のフルーツコウモリを保護し、注目を集めています。
森林破壊が進む地域で、この動物が大きな価値を持つことを彼は認識したのです。
フルーツコウモリは日中に眠り、日没とともに餌を求めて飛び立ち、果樹を求めて90キロメートル先まで行きます。
巣に帰る途中、食べたフルーツの種を糞として落とし、広範囲に種がばらまかれます。
こうして15万匹のフルーツコウモリのコロニーがあれば、1年で800ヘクタールの森林を再生することができます。
このゲームでは、この町長と同じように、アティワ山脈の近くで小さなコミュニティを作ります。
家族のための住居を作り、鉱業の悪影響とフルーツコウモリの環境に対する好影響について新しく得た知識を共有します。
新しい土地を手に入れ、動物や資源を管理し、コミュニティを繁栄させましょう。
コミュニティのニーズと環境を最もうまく調和させたプレイヤーが勝利します。
今年のドイツ・Essen Spielでも多くのファンを魅了した、オオコウモリ(フルーツコウモリの別名)と農園の成長の完璧なバランスが勝利への鍵となる、ウヴェ・ローゼンベルクが満を持して送り出したワーカープレイスメントゲームです。
内容物
- アクションボード 1枚
- 拡張ボード 2枚
- サプライボード 4枚
- 厚紙製マーカー 190枚以上
- 正方形カード88枚(80×80mm)
- 木製コマ 200個
- 得点計算用紙 1冊
- 布袋 1枚
- ルールブック 1冊