己の理想へ到達せよ!
物理法則に介入する奇跡とも呼べる叡智「錬金術」。
その錬金術を手にした人類は、世界を一度滅ぼしかけた。
6人の稀代の錬金術師は、崩壊直前の世界を「錬金術は忌むべき技術として秘匿された」世界として再生した。
そして気付く――これが可能であれば、自身の望む世界へ到達し得るのではないかと……。
PCたちは6人の祖が築いた組織に属し、社会の影にて、錬金術師としての矜持や夢のため研鑽し、各々の目的を果たすべく、秘匿された奇跡と共に現代を駆ける――。
現代に潜む錬金術師となる
PCは物理法則を書き換える超常の力、錬金術を扱う能力を持つ錬金術師。
世界の裏側に身を潜めつつ、目的のためにときには協力し、ときには争う物語を楽しめる。
媒介を用意し、錬金術を使いこなそう!
錬金術の安定した行使には、元となる物質……媒体が必要だ。その場にあるものを利用したり、手持ちのものを使用したりすることで、効率よく錬金術を扱おう。
「ライターを火種として、炎の状態を操作。剣を振るって金属扉を焼き切る」
「対象と同一の素材である鉄骨を媒体として、扉に開けられた穴を塞ぐ」
など。使い方は無限大だ!
独自のハンドアウトでキャラクターを裏の裏まで表現!
本作のハンドアウトには深度が設定されている。
深度のぶんだけ調査に成功しないと、キャラクターの本当の目的や秘密が見えてこない。
一見すると敵に見えたPCが、実は味方だった、などが表現できる。
ゲームモードの設定によって、協力、対立などは最初に明示される。対立が苦手な人も安心だ。
独自の戦闘システム
錬金術を使用するために必要であり、HPにもなる“エリクサー”の増減を、心技体の要素で表現。
敵のどこを攻めるのか、自分のどこを削るのか。戦略を楽しめるぞ!