いい効果のカードなんて1つもない。理不尽にすぐ死んじゃう、社畜サバイバル!
あなたはとてつもなくデキが悪いサラリーマンです。とあるブラック企業に勤めていますが、デキが悪過ぎて他の会社はあなたをとってくれません。
そのため、切実な想いでクソ嫌な仕事を続けています。
このゲームでは、あなた同様にデキが悪い同期達より長く会社に残れれば勝ちです。
繰り返します。ブラック企業の会社を辞めることが勝ちではありません。
この会社に残り続けて社畜と化すことが勝ちなのです。
このゲームは35種類70枚存在し手札として持っている”ブラック白書カード”と、
場に予め準備されている”共通アクションカード”のいずれかを必ず使わなくてはならないという自虐型のカードゲームです。
いい効果のカードは一つもありません。自分のターンが来ると必ず自分の首が絞まります。
HPか信頼度という2つのステータスのうち、どちらか片方だけでも0になってしまうと負けです。
ゲームの性質上、数周で誰かが脱落し始め、1人脱落し始めた頃にはバタバタと皆脱落していきます。
15分~20分でサクサクと進むライトなカードゲームです。
どのような順番でカードを出していくのか、また、アクションフェイズ以外でもどのような選択をしていくのかが非常に重要。
いかに傷を小さくしながら他の人が先に脱落していくまで何食わぬ顔して我慢できるか、が鍵です。
カードも、即時解決のカード、場に残り続ける永続系カード、他人を利するカードなどバラエティー豊富で、そもそもどのカードを使えるかの制限として”レベル”という概念もあり、考えどころもしっかりあります。
※とてつもなくデキが悪いので永遠に主任になることはありません。
ブラック企業がテーマなのにブラック企業にしがみつかなくてはならないという一風変わったテーマ。
フレーバーやプレイ感も含め、プレイした方々から非常に好感触を得てきた「ブラック白書」が満を持してゲームマーケットに登場!!