その峠にはしばしば霧が出る──。
ある日、”霧落峠(きりおちとうげ)”の霧が晴れた時、1つの死体を囲むようにして4人の男女が出会った。
ふもとから登ってきた町娘とヤクザはそれぞれ、死者は自分が追っていた相手だという。
峠を超えてきた浪人と旅の医者は、仲裁を申し出る。
だが、4人にはそれぞれ隠し事があった。
誰かの秘密を暴くには、自分自身が秘めている技を明らかにしなければならない。
果たして霧の中で何が起こったのか?
独自性のあるゲームシステムとミステリー部分をしっかり楽しめる作品となっています。