ひと夏を過ごす『インセイン』の一人用シナリオ
PCは夏休みを過ごそうとしている高校生です。両親は海外に赴任しているため、悠々自適な生活を送っているかもしれません。
ですが夏休みの初日、海外にいる父親から
「亡くなったじいちゃんが住んでた田舎にいた幼馴染の子を、ご家庭の事情で夏休みだけ家で預かる」
と言われ、自分も存在自体を忘れていた「幼馴染」と急な二人暮らしをすることになります。
正直なところ違和感を感じますが、PCは不思議と幼馴染と一緒に住むことを受け入れてしまいます。
しかしそこはインセイン。何かしら闇は存在するものです。
そんな逢魔が時を含む夏休みの五週間、あなたならどう過ごしますか?
シナリオの雰囲気は「ジュヴナイル」「ひと夏の思い出」「出会いと別れ」になります。
一人用シナリオですが、GMレスでゲームブックパートでまず遊ぶことができます。
一緒に遊びたいお友達に布教する前に自分が遊べる「積むことのないシナリオ」、ぜひお手に取ってみてください。
シナリオトレーラー
夏休み前、海外に赴任している両親から連絡があった
『亡くなったじいちゃんの田舎にさ よく遊んでいた幼馴染がいただろう?
ご家庭の事情で、この夏休みの間だけ我が家で預かることになったんだ』
その言葉とともに、家の玄関で鍵が開く音が聞こえる
『うちの家の鍵はもう預けてあるから、よろしく!』
あいかぎ
「……ようやく、会えたね」
嬉しそうな表情でそんなことを言われて
追い返すなんてことはできそうになかった
シナリオハンドアウト
PC 推奨:学生であること
あなたは海外に赴任している両親の代わりに、一軒家を任されている。
そんななか「田舎からよく遊んでいた幼馴染が来るから夏休みの間だけ預かってくれ」と両親から頼まれた。
田舎に帰ったのは、もう10年以上前だ。ほとんど初対面みたいなこと、どうやって過ごせばいいのか……。
あなたの【使命】は「無事に夏休みを終えること」だ。あなたには【秘密】はない。
幼馴染
貴方は家庭の事情で、夏休みの間だけPCの家で過ごすことになった。
ご両親からお話は聞いているようだ。でも久々に会ったPCの表情からなんとなく、自分のことは覚えていないのだろうと察した。
嫌われたくはない、PCと良い夏休みが過ごせるといいな。
あなたの【使命】は、「PCに嫌われないこと」だ。
- 1人用5サイクル
- 作成者:よしのん
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