時は現代。
人類は多種多様な願望を抱くようになった。
しかしそれは、様々な心の闇を抱くことと同義だった。
その心の闇に取り憑き、人間の願望と存在を喰らう異形の怪物『色喰らい』が現れ、世界は人知れず狂気へと向かおうとしていた。
だが、その強大な色喰らいに立ち向かい、狩らんとする者たちがいた。
彼らの抱く強い願望は世界の境界を越え、神々の領域へと手を伸ばす。
この願望を叶える力が得られるなら、何を差し出しても構わない、と────。
『世界との繋がり』を磨り減らし、願望の異能『彩能』を行使し、色喰らいに立ち向かう者、『存在者』。
存在を盾に、願望を剣に。
抱く願望は力を与える闘気となって輝きを放つ。
その願望は、何色か。