1944年、ナチス・ドイツ占領下ワルシャワ。
8月1日から10月3日にかけ、自由を求めてポーランド人たちの蜂起運動が起きました。
このゲームではプレイヤーは、15~17歳のポーランド人少年少女となり、この運動の直前の準備から参加し、蜂起し、そして敗北し鎮圧されるまでを、時にはキャラクターの死亡も体験することになります。
子供のままではいられない経験をへて、否が応にも成長せざるを得ない63日間で、彼らはどう変わっていくのでしょうか。
そこを語ることに注力したRPGです。
注意
同デザイナーの『フィアスコ』の大惨事は、スラップスティックにも扱えるものでしたが、このゲームではよりセンシティブなテーマを扱っています。
そのため、より向き不向きが現れるゲームと言えます。
遊ぶ前に参加者同士でのすり合わせをしておくことをお勧めします。
必要なもの
- 3~5人のプレイヤー。ゲームマスターは不要
- 4面体、6面体、8面体、10面体、12面体ダイス
- 名刺大のメモ用紙か付箋を20~30枚ほど。それと筆記用具を何本か
- 想定時間は1セッション3時間ほど
- 全ストーリーを遊ぶ場合は、3セッションで完結
青灰のスカウト~シャレ・シェレギの物語~
著者:ジェイソン・モーニングスター
翻訳:鮎方髙明
プレイ人数:3~5人