「ようこそ死語の世界へ、あなたはつい先ほど、不孝にも滑りました。短い人生でしたが、あなたの生は終わってしまったのです」
「突然なんだ、俺は滑ってないし、終わってもいない、ちゃんと足も2本以上ある」
「いいえ、あなたは芝刈り機に驚いて終わったの、理解して」
「そんな、、、俺は本当に滑ったんだな」
「そうよ、私の名はミューズ、日本でネタに滑った人間をあざ笑う女神よ、さて、異世界に逝きましょう」
「なにやら話が早いが、あんたも道連れだ」
「え?」
「ここが異世界か、なにもないところだな」
「そうよ、時間も予算もないから、背景も立ち絵もないの」
「身も蓋も、きっと底もないな」
「細かいことは気にしないの、とっとと残念な仲間を見つけて魔王を倒すわよ」
「できたら、優秀な仲間が欲しいのだが」