『神我狩』の世界
『神我狩』は、いわゆる「現代伝奇モノ」を遊ぶテーブルトークRPGです。
われわれの暮らす日常とは、少しだけ異なる現代を舞台に、PCは虹色に輝き脈動する金属片〈断片〉をその身に宿した超人〈カミガカリ〉となり、悪意や呪詛が〈断片〉と結びついて生まれる邪神〈アラミタマ〉と戦わねばなりません。
PCは超常的な力を持つとはいえ、邪神を倒すのは一筋縄ではいきません。
そんなPCの心強い味方が、人造神器です。
PCは自身と人造神器を成長させながら、平和を守るため、人知れず邪神と戦い続けるのです!
『神我狩』のルール
『神我狩』でもっとも特徴的なルールが、「ダイスコントロール・システム」です。
各プレイヤーは、「霊力」と呼ばれる4つのダイス(サイコロ)のストックを持っています。このダイスは判定の際に振ったダイスと入れ替えることができるほか、特殊能力のコストにも使用します。
特殊能力のために特定の出目をキープするか、判定の成功を目指し、高い目を入れ替えるか。
プレイヤーの判断が問われます。
マス目で区切られたシートを使う戦闘システムや、シーン制を採用したセッション運営システムなど、遊びやすさと遊び応えを両立したルールとなっています。
『神我狩』の楽しさ
さまざまな魅力を持つ『神我狩』ですが、あえてその楽しさを2つに絞るなら、「イメージの再現性の高さ」と「ゲームとしての駆け引きの熱さ」になるでしょうか。
多彩な種族や称号(クラス)によって得られるタレントを組み合わせることで、プレイヤーは「現代伝奇モノ」でイメージされるさまざまなキャラクターを演じることができます。
今後追加されるデータを使えば、その幅はさらに広がることでしょう。
駆け引きの熱さは、「ダイスコントロール・システム」が保証するところですが、戦闘バランスのタイトさがそれを加速します。
PCたちは〈霊紋〉と呼ばれるコストを燃焼してさまざまな奇跡を起こし、邪神たちに立ち向かいますが、その戦闘は多くの場合、死ぬか生きるか、ギリギリの戦いとなるでしょう。
生死の分かれ目は、プレイヤーの判断にゆだねられているのです!